あそぶっくでは、小樽の絵本・児童文学研究センターが開催している基礎講座から、おすすめの本を展示しています。
今回の展示は グリムです。
グリム民話は、ヤーコプとヴィルヘルムのグリム兄弟が口頭伝承で伝えられていた民話を直接聞き取り、
長い歳月をかけて編纂作業を続け、まとめ上げたものです。
グリム民話では残酷な描写も多くみられ、子どもの目に触れさせたくないと思う方も多いと思います。
しかし、子どもたちがグリム民話を読み世の中の無常や、
人間の負の面に触れることは、貴重な先行体験になることでしょう。
ぜひこの機会に、グリムの本を手に取っていただけたらと思います。
美しい絵の本が多く、同じ物語でも少しずつ内容や描写に違いもあるので、本の読み比べをするのも楽しいですね。